顧客視点の専門家が貴社プロジェクトチームに加わります!
なぜ、このサービスをはじめるか
デザイン思考は使えない、という誤解
デザイン思考という概念が一般的になって何年か経ちましたが、社会やビジネスの現場に定着したようにはいまひとつ感じられません。なぜでしょう。
世間でよく聞かれるデザイン思考への評価としては、
「体験ワークショップに参加してその場では盛り上がったが、その後の仕事には活かせていない」
「業務に試験的に取り入れてみたが、導入前とさほど変化がなかった」
など、「いまひとつ」な言われ方が多いようですが、多くの場合、デザイン思考について以下のような用途のためのツールだと捉えられていることがその原因ではないでしょうか。
- 例えば「新規事業開発向けのツール」
- 例えば「アイデア創出のツール」
- 例えば「プロトタイピングのツール」
多くの方が「自分の仕事にぴったりハマるものではない」「自分の仕事に必ずしも必要なものではない」と思われているのかもしれません。
私たちが考えるデザイン思考
私たちは、デザイン思考とはすなわちマインドセット、言い換えればものごとに取り組む姿勢そのものだと考えています。
何か特定のアウトプットを得るためのツールではないし、手順通りに進めれば何らかの望ましい結果が得られるプロセスでもない。ましてやポストイットを大量消費するだけの活動でもありません。
もちろん、デザイン思考についてよく知られた5ステップはあります。共感(Empathize)・問題定義(Define)・創造(Ideate)・プロトタイプ(Prototype)・テスト(Test)というステップです。ただこれらは手順を示しているのではなく、プロジェクト、対象、チームの状況と必要に応じて適宜行われるべきものです。
とはいえ私たちは、これらの中でも特に「共感」が様々なものごとの着火点となることはある程度普遍的だと考えています。
しかし一方、多くのお客様と接してきた中では、プロジェクトのボトルネックとなる要因の多くもまた、この「共感」にあるように見受けられます。顧客理解が限定的ゆえに、問題定義が曖昧になって飛躍的な創造ができず、想像の範囲内の結果に留まってしまう、というケースがそれにあたります。
私たちはこの状況を打破し、多くのお客様にデザイン思考が定着し、イノベーティブなビジネスを次々に創出していただくために、お客様のチームに加わって共創活動をさせていただきたいと考えました。
私たちの最大の強みは人間に関する深い理解、ならびに、さらに深く理解するための手段と知見を備えていることです。これらにより、顧客となる人々のコンテクストに浸ること、ひいてはより強い「共感」を共有することが可能になり、プロジェクトのその後のフェーズを加速させます。
サービス内容
弊社からデザイン思考のマインドセットとスキルを備えた人材が、貴社プロジェクトチームに加わり、共創活動を行います。
- 適切なアウトプットに向けたプランニングと実行を支援します
- 貴社内デザイン人材の育成と、必要なスキルを知ることができます
- 固定化しがちな社内メンバーだけでは困難な、チームの活性化・多様化が図れます
- BtoB、BtoC、業種は全く問いません
- プロジェクトの内容、規模に応じて期間や形態は柔軟に対応可能です
こんな方(チーム)に特におすすめ
- DX推進のかけ声とともにイノベーション推進部やデジタル推進部といった部署に配属されたが、具体的な方向性が示されておらず、何から始めればいいか、何をどうすればいいかわからない、とお悩みのチーム
- だれ(顧客)のどのような課題を本質的に解決しようとしているのか腹落ちしないまま、ただ多くのアイデアを出すことや、自社のシーズを活用することが目的のビジネス検討に疑問を感じているチーム
- 顧客視点を基点にしたデザイン活動により、チームの意識を変えたいとお考えのリーダー
- 従来の取組み方に課題を感じ、よりイノベーティブな成果を求める、ビジネスデザイン・サービスデザイン・UI/UXデザインを管掌するプロジェクトオーナー
- 自社内で継続的にイノベーションを生み出し続けられるような新たな組織づくりを求められている方
コンサルタントより
ヒトは同じモノコトを同時に体験していても、主に「見て」いる人、主に「聞いて」いる人、主に「感じて」いる人と、人の知覚にはそれぞれ違いがあります。これを優位感覚といいます。チーム内の多様な知覚特性は、持続的なイノベーションの何よりの資源となります。
現場・顧客視点のデザイン思考マインドセットを用いてフラットな立場で気づきを共有し、素早くブラッシュアップする共創活動を通して、皆様のビジネスの加速に貢献させていただければと思います。
(シニアコンサルタント 梶川)
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