このページの本文へ移動

お問い合わせ

イノベーション創出のための思考法講座

~ヒト×社会×アウトカムで導く0→1思考~

早くも第3期の開講決定です!

 

日本の大企業からはイノベーティブな新事業がなかなか生まれない、と言われることがありますが、果たして本当でしょうか。

 

多くの大企業は、これまでの成長社会を前提に、高度に最適化された事業・組織・人によって構成されてきました。成熟社会となった今、その枠組を維持したままではイノベーションを起こすことが難しくなっているのはある意味その通りです。それを打開するためには、まず一人ひとりの思考のリフレーミングが必要です。

 

本セミナーでは、これからの成熟社会(とあなたの会社)においてイノベーティブなアイデアを実際のビジネスに繋げていく、つまり企業によるイノベーションを促進するための思考法を扱います。

 

  • なぜ、後付けで設置されたイノベーション部署は成果を上げるのに苦労するのか
  • なぜ、デザイン思考やHCDなどのフレームが思ったように機能しない・成果に繋がりにくいのか
  • なぜ、これまでのアイデアワークショップで導き出したアイデアがいとも簡単に却下されてしまうのか
  • なぜ、顧客のニーズを知って自社のビジネスをそれに合わせるだけでは不十分なのか

 

本講座ではこれらに対しての解と、そこから脱却するためのアプローチ方法を知り、身に付けることができます。

 

座学編では、人間の意思決定と行動のメカニズムを理解した上でイノベーティブな思考ができるように個々人のマインドチェンジを図っていくとともに、新しい時代のモノ・サービスづくりの実践的な思考法について解説いたします。さらにワークショップ編での演習を通して、その思考プロセスをより確かなものとして身に付けていただくことを目指します。

受講者の感想

会社では「新しいことを考えてください」と言われているが、これまでは1→10のカイゼンばかりで、0→1を生み出すなんてどうすればいいかわからなかった。本講座で人間の思考メカニズムを知り、0→1とはどういうものか、さらにそれを生み出すための考え方について納得できた。自社でもぜひ実践すべきと思えたので、部署内に広めたい。特に、上司にこの思考法を身に付けてもらいたいと思った。

イノベーション担当部署所属

大変わかりやすく、面白い内容で腹落ちしました。これまでは0→1を考えようと思っても個人の感覚をもとに行動していたり、技術的興味だけで進めていたり、担当者の立場や背景によって色が出てしまっているので、今回学んだ思考法を、部署の共通フレームワークとして実践していきたい。

事業開発

受講前は、イノベーションとはどうすれば起こせるのか、新しいアイデアとはどのように生み出せばよいのか見当もつかなかった。本講座を受講して人間の認知パターンとそのバイアス構造を理解し、当たり前と思っていることでも視点を転換して観察したり、新たに環境を変えたりすることがアイデアにつながることがわかった。ワークショップも非常に面白かったので、社内普及のためにいろいろ企画していきたいと思う。

情報システム開発

受講前は、「イノベーション」についての理解がふんわりしていたことに加え、新しいモノを創出しようと社内のブレストでアイデアを出しても、その後は「それで?」となってしまい、成果に繋がっていなかった。本講座を受講して、イノベーションの明確な定義、今のやり方で成果が出にくい理由ならびにそれを克服するための考え方が分かってすっきりした。部署内で共有したい。

イノベーション担当部署所属

受講前は、イノベーション創出するための手法と関係者への落とし込み方が分からず悩んでいた。本講座を受講して、問題に思っていた部分の理由を知ることができた。ワークショップで、考え方の違う人間が集まって、色々な意見が出ることを楽しく感じた。今後の考え方のベースをつかめた気がする。

コンサルタント

アウトカム思考を知ることを目的に参加した。ヒューマンファクターズからのイノベーションへのアプローチが新鮮で、これまでにない角度からイノベーションの本質を見ることができ、理解が深まった。

大学教員

こんな方に特におすすめ

  • まったく新しいビジネスを生み出したいのに、気づけばいつも既存の事業のカイゼンに留まってしまっている、新規事業開発やイノベーション推進担当の方
  • 「新機軸の製品・サービスを開発せよ」と言われてはいるが、何をもってすれば「新機軸」たりうるのか自信が持てない、企画担当の方
  • 企業として、継続的にイノベーションを生み出し続けられるような新たな組織づくりを求められている、経営企画や人事担当、事業の長期戦略を描く立場の方
  • 自社のブランドを大事にしながら、さらに新たな価値を付与するような施策を求められている、ブランドマネージャーやマーケティング担当の方
  • その他、あたらしいビジネスをデザインするお仕事に関わっている方

講座の内容と学ぶポイント

1日目:イノベーション創出のための思考法講座[座学編]

イノベーション創出のための思考法講座1日目[座学編]の資料画像(1)イノベーション創出のための思考法講座1日目[座学編]の資料画像(2)

弊社のコンピタンスでもあるヒューマンファクターズ()を活用して、人間(生活者、ヒトという生き物)とはどのようなメカニズムで意思決定し、行動するものかを学びます。
それと合わせて、ご自身の会社が世の中に対してどういった方向性で新たなビジネスを検討していくべきか/していけばよいかを考えるための思考フレームワークを学びます。

 

認知心理学・社会心理学・生理学・行動科学・脳科学など、生物としてのヒトおよびその能力に関わる多くの学問領域における知見

 

  1. イノベーションの定義と種類
  2. 人間の思考のメカニズムについて
    • 人間を理解するとは?
    • 環境に支配される人間の思考
    • 進化論からみた人間の認知と記憶の特性
    • 認知プロセスの二重過程モデル
  3. 仕事の思考癖・ビジネス習慣を変える
  4. それからの成熟社会の生活者に受容れられる製品・サービスとは?
    • これから起こる生活環境の変化に着目する
    • 成長社会のアウトカムと成熟社会のアウトカム
    • アウトプットではなくアウトカムを考える

2日目:イノベーション創出のための思考法講座[ワークショップ編]

イノベーション創出のための思考法講座2日目[ワークショップ編]の資料画像(1)イノベーション創出のための思考法講座2日目[ワークショップ編]の資料画像(2)

座学編で学んだ内容をより具体的・実践的に掘り下げ、ワークショップを通して、新たな思考法の定着を目指します。

 

  1. イノベーション創出に向けて
  2. 人間の思考のメカニズムについて
    • 人間を理解するとは?
    • 観察することの意味
    • 大義(アウトカム)を設定する
    • 多様な見方を取り入れる
  3. 生活コンテクスト・生活目的・生活資源
    • 人間が行動を起こす原理
    • 押さえるべき3要素
  4. イノベーション創出ワーク

セミナー実施概要

全2回 計10時間(各5時間)

開催日時

2019年5月13日(月)13-18時 イノベーション創出のための思考法講座[座学編]

2019年5月14日(火)13-18時 イノベーション創出のための思考法講座[ワークショップ編]

※いずれの回も12:40受付開始です

※初回、受付にてお名刺を1枚頂戴します

会場

〒107-0062 東京都港区南青山2-2-8 DFビル5F 大会議室
地下鉄:銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目」5番出口から徒歩2分

Googleマップで地図を確認する

参加費

定員

16名
※当社にて定めた最少催行人数に満たない場合は、延期もしくは中止させていただきます

担当講師

田平 博嗣

株式会社U'eyes Design 代表取締役社長、相模女子大学学芸学部非常勤講師、博士(工学)

専門はヒューマンファクターズ。使いやすい製品・サービスのデザイン、生活イノベーション創出支援のデザインコンサルティングに従事。

[著書]

共著に、消費者行動の科学(東京電機出版局)、サービス工学―51の技術と実践(朝倉書店)、

UX × Biz Book-顧客志向のビジネス・アプローチとしてのUXデザイン-(マイナビ出版)など。

 

[受賞論文等]

  • 日本人間工学会大島正光賞(2009/6)
    高齢者を対象とした駅の案内表示のユーザビリティ調査:認知機能低下と駅内移動行動の関係の分析(共著)
  • Best Research Paper Award,The 5th World Conference for Graduate Research in Tourism, Hospitality and Leisure(2010/5)
    A Cognitive Chrono-Ethnography Study of Visitors to a Hot Spring Resort, Kinosaki-onsen(共著)

(本セミナーは終了しました)

お問い合わせ

セミナーに関するお問い合わせは、以下のメールまたはメールフォームより承ります。

メールアドレス:

PAGETOP

生活者視点のデザインコンサルティングパートナー 株式会社U'eyes Design(ユー・アイズ・デザイン)

WEBからのお問い合わせ

電話番号:03-6712-6601

受付時間
平日10:00~18:30

セールス目的のお電話はご遠慮ください。