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5_2D:読解の難しい文字にはルビなどの説明を付ける

重要度
対象フェーズ
本文の作成

ウェブ上に掲載するコンテンツは、幅広い層のユーザーが利用することになるので、わかりやすい表現を用いることが望ましい。特に、一般教養で用いられない単語や表現を記載する時には、ルビや補足情報を設け、閲覧者の理解を助ける配慮が必要である。

例えば日本語では、使用頻度の高い漢字を集めた文字集合の規格として、JIS X0208 第1水準漢字がある。この文字集合を用いると、固有名詞と一部の表現を除く多くの文書を表現することができる。

また、JIS X0208 第1水準漢字は、ウェブ上で提供されている日本語フォントの対応範囲としても利用されている。すなわち、この範囲外の文字を使用する場合には、ユーザーの閲覧環境下では意図しない表示になる可能性があり、ルビや補足説明がより重要なものとなり得る。

参照
JIS X 8341-3:2016 (3.1.3)「一般的ではない用語」JIS X 8341-3:2016 (1.3.5)「読解レベル」JIS X 8341-3:2016 (3.1.6)「発音」

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