- 重要度
- 低
- 対象フェーズ
ウェブページのデザインの手法には、元の要素を右側へ寄せ、後続の内容を左側へ回り込ませる「右フロート」という手法があるが、これは望ましい実装ではない。
この実装は、キーボードを操作してコンテンツを閲覧した時、右側のコンテンツを閲覧後、同じ位置の左側のコンテンツを閲覧するという、フォーカス移動の矛盾を発生させてしまう。
なおこの実装については、コンテンツの記述順序を逆にし、後続の内容をその右側に設置する「左フロート」を設定することで、表示を損なわずにフォーカス順序の整合性を担保することができる。
- 参照
- JIS X 8341-3:2016 (2.1.2)「キーボードトラップなし」