2023/7/7
当社が開発、運用しているウェブアクセシビリティ評価ツール「WAIV」が、デジタル庁より公開されている「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」の、チェックツール紹介に掲載されました。
WAIVについて
WAIVは、「誰でも、ウェブサイトの使いやすさ、品質を可視化し、一定値まで底上げできるようにする」をコンセプトに開発している評価ツールです。
視覚障碍を持ちながら、個人でホームページの制作や運営を続けている当社専門家が、視覚障碍者の視点で開発した独自の自動評価エンジンを搭載しています。
日本語表現の問題や、JavaScriptの解析、主要なスクリーンリーダーの癖を考慮することで、JIS X 8341-3 / WCAG 2.0 に定められた達成基準61項目の内、37項目を自動判定。残る24の達成基準についても、対処方法を報告します。
さらに、「規格には定義されていないが、ユーザーが遭遇したら困るような問題」にも着目。リンク切れや、紛らわしいテキストの連続、色の使用、コンテンツの量といった「ウェブユーザビリティの基礎」とされる観点についても自動評価。問題点や対処方法を報告し、使いやすさを100点満点でスコア化します。
ウェブアクセシビリティ導入ガイドブックについて
「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」は、これからウェブアクセシビリティに取り組む方へ向けて、ウェブアクセシビリティの考え方や、取り組み方のポイントを解説しているガイドブックです。
文書内では、WAIV以外にも、ウェブサイトのアクセシビリティ評価や、開発に利用できるツールが幅広く紹介されています。
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