2020/05/25
U'eyesDesignでは、従来より取り組んでまいりました利用状況観察やデプスインタビュー、ユーザビリティ評価といった、様々な定性リサーチを、オンライン実施でもお受けいたします。
オンラインリサーチは、把握することの出来る情報にある程度の制約が出る半面、実施のタイミングや場所の自由度が上がるため、調査会場に出向きにくい方へのインタビューが行いやすい、調査スタッフが同伴しづらい同行調査が実施できる、スケジュールに左右されずに小さい単位での調査を繰り返しやすい、といったメリットがあります。また観察をする側も、ネットワーク環境さえあれば、場所に縛られずに調査観察や振り返りのディスカッションに参加が可能です。
実施にあたっては、リサーチ専用ツールを利用することはもちろん、ZOOMなど一般的なコミュニケーションツールの利用による実施も検討可能です。皆さまのご要望や調査内容にあわせた実施設計を致します。
オンラインリサーチのメリット/特徴
実施内容での特徴
- モニターの来場負荷が下がるため、リクルートがしやすい。
- 体の不自由な方、高齢者、妊婦や小さな子供の子育て中の方、地方の方など、調査会場への来場が難しいモニターへの調査が容易になる。
- 従来の訪問調査/同行調査/実走行調査などに近いリサーチを、手軽に実施できる。
運用での特徴
- 通常の会場調査よりも、時間や場所の制約に縛られにくく、業務スケジュールに自由度が出る。
- 一定の回線が確保できれば、誰でも、どこからでも観察が可能になる。
- 会場調査と同様に、モニターから隔離された状態での調査観察が可能(専用ツールはもちろん、一般体なコミュニケーションツールであっても、運用の仕方次第で可能です)。
実施可能なリサーチ例
以下の様な、さまざまなリサーチに対応いたします。これら以外にも、ご相談いただければ最適な実施方法をご提案いたします。
Webサイトのユーザビリティ調査
調査対象となるWebサイトの画面を共有し、モニターによる実際の操作を観察しながらのインタビューが可能です。
GUIのプロトタイプの調査
Adobe XDなど、作成したプロトタイプを共有する機能を持ったプロトタイピングツールを利用し、モニターに操作状態の画面を共有してもらうことで、実装前のGUIに対してのリサーチが可能です。
製品の利用実態調査
モニター自身がスマートフォンなどで撮影した映像を共有してもらい、手元での機器操作などを観察することが可能です。撮影に必要となる機材は、弊社にて用意してモニターに貸し出すことも可能です。
行動観察調査
製品の利用実態調査と同様に、モニター自身がスマートフォンなどで撮影した映像を共有してもらえれば、自宅や外出先での行動を観察することが可能です。
留意が必要な点
以下以外にも、実施方法や状況によって異なる留意点が想定されます。詳細は、別途お問い合わせください。
- 参加モニター側に、実施に必要な回線やブラウザなどの環境が必要になります。また観察側も同様に、一定速度の回線などの準備が必要となります。
- プロトタイプなど守秘性の高いものが調査対象である場合は、セキュリティに関する検討が必要となります。
- オンライン実施のために特別な機材が必要な場合は、リサーチ実施費用に別途の機材レンタル/購入などの費用がかかる場合があります。
- リクルートは、モニター候補者の通信環境の確認などが必要なため、選定期間が通常よりも数日ほど長くなる可能性があります。
お問い合わせ
本サービスに関するお問い合わせは、以下のメールまたはメールフォームより承ります。
メールアドレス:ued_infoに続けて@とueyesdesign.co.jpをお書きください