ユーザーエクスペリエンス講座を神戸で開催しました!
こんにちは、U’eyes Design セミナー担当の岡崎です。
8月1日(木)、2日(金)両日の午後、神戸ハーバーランド内にある、神戸市産業振興センターにて「ユーザーエクスペリエンス講座」を開催しました。
以前から、関西でもセミナーを開催して欲しいとのご要望もあり、数か月前から開催地や施設の選定に奔走。交通の便もよい上、海も山も近く風光明媚な神戸での開催を決めました。今回のセミナーは、弊社にとって初の遠隔地での開催となります。
受講者の方は、当初、関西地区の方ばかりと予測していましたが、いざ募集を始めると東海地区や「以前、同僚が貴社のセミナーを受けて良かったと聞いたので」と関東地区から遠征して来られた方もおられて、地域色豊かなセミナーとなりました。
また、お仕事の業種、職種も多岐にわたりますが、最近は BtoB事業の方やデザインや開発以外の部署などからのご参加も目立ち、あらゆる立場からユーザーエクスペリエンスへの関心が強まっていることを実感します。
講座1日目は、人間特性やユーザーエクスペリエンスの関する座学が中心。
いつもの会場の雰囲気との違いを察したのか、講師の開口一番のコメント「私たちのうち2人は西日本の出身ですので、僕らを関東から来たと思わないでください!」に場の雰囲気も和らぎ、早々に質問が飛び交うようになったのは、良いトリガーになりました。
講座1日目終了後の懇親会には、受講者の多くが参加され、船舶機器の話から、医療の世界のヒエラルキーなど主催側の私たちにとっても興味深いお話を数多く伺えました。 懇親会の後、私たち主催側メンバーは、よみがえった土地勘に誘導されるかのごとく、夜も更けゆく神戸の街へ。安くて旨い、関西ならではの料理に舌鼓を打ち、2日目への活力を養いました。
講座2日目は、グループ単位でのワークショップを中心として、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための理論の学習、プロセスの理解と体験に取り組んでいただきました。
ワークショップでは、課題に対して新たな気づき、あるいはむずかしさを感じておられた受講者の方も多く、「参加する前はユーザーエクスペリエンスについて学ぶ場がなく、参加してみてコンセプト作りの重要さに気づいた」、「ペルソナの設定に対する疑問が解決した」といったご意見のほか、インタビューをやってみて、「聞きたいことを聞き出すことのむずかしさを痛感した」という声も数多くいただきました。
2日間の講座を通してふり返っても、受講者の方たちの問題意識は高く、熱心に受講されていることが肌に伝わってきました。終始、肩ひじ張らない気軽なコミュニケーションの場が築けたのは、気さくな関西の土地柄に加え、受講者の方のお人柄に助けられ、私たちも最大限に力を発揮できたものと感謝しています。
講座終了後も、講師のもとへは多くの方からご質問が寄せられ、対応に追われていた様子でしたが、会場の撤収を終えて、駅に向かう彼らの表情を見ると、疲れ切っているかと思いきや、実に清々しい顔つき。この表情を見て、私も安堵の思いで帰京の途に就けました。
ところで、弊社では9月から短時間で実践的に学べるスキルワークショップのほか、スキルを十分に活かすためのマインドセットセミナーを新しいオープンセミナーとして始めました。詳しくはこちらをご覧ください。https://www.ueyesdesign.co.jp/seminar/
また、顧客先にお伺いしてのプライベートセミナー開催も承っております。
開催プログラムは、ご要望に応じた内容で実施することが可能ですので、どうぞお気軽にお声がけください。