あなたの組織はイノベーティブ?「innovative Organization Tree」
こんにちわ。高橋です。
去る10/15にマーケティングカンファレンス2018で、ポスター発表してきました。
以前にもこのブログで紹介したように、我々は「アウトカムデザイン」という切り口でイノベーション創出を支援するコンサルティングを実践しています。(「アウトカムデザインのプロセスと効果」 参照)その活動をする中でイノベーションを阻害する大きな要因として、チームや組織のコミュニケーション上の問題が存在していることに着目してきました。
本発表では、「イノベーションを創出しやすい組織とはどんな組織なのか」をテーマに、様々な先行研究や実例を読み解き、イノベーション組織に必要な6要素とその関係性を構造化して“Innovative Organization Tree”として発表させていただきました。(発表資料はこちら)
イノベーションに必要な要素を、樹のアナロジーを使い、visible要因(見えている上の部分)と、invisible要因(土の下の見えない部分)として表現しています。
通常イノベーティブ組織というと、visibleな側面(態度・気質)が着目されがちですが、それらを強化したいと思った時には、実は見えていないinvisibleな側面(関係性や文化・環境)が重要なんだ、という”魂”の訴えですよ。
■まずは現状認識が大事。
さらに今回は、この6つの要素のバランスを計測するための指標“Innovative Organization Score”を開発しました。
「IOS(アイ・オー・エス)」と呼んでください。※iOSではありません。
ちなみにInnovative Organization Treeは、「IOT(アイ・オー・ティー)」※IoTではありません。。
これは、主観評価によるアンケートで、チームや組織メンバーに答えていただくことで、チームや組織のイノベーティブ度を測ることができるツールです。
アンケートは18問で、5分程度でお答えいただけます。
実はこの指標、わが社でも取得してみたのですが、いろいろ組織上の問題が浮き彫りに。。ただいま絶賛働き方改革中です。
現在DO研では、この指標を活用して組織改善をしたいパートナーを募集しています。指標についてご関心のある方は、我々にご連絡くださいね。
DO研(高橋・竹中): dol@ueyesdesign.co.jp